紅葉の見頃・楽しみ方

紅葉の時期

紅葉の見頃は、毎年少しずつ違います。当山の四季の移り変わりは下の表を参考までにご覧下さい。

紅葉カレンダー
  • 4月頃から新芽が息吹き始め、美しい黄緑色に輝きます。
  • 梅雨になり、夏が近づくにつれ、だんだんと緑色も深くなってきます。
  • 10月中旬~下旬にかけて色づきはじめ、11月上旬には、山全体が真っ赤になります。
  • 冬の訪れとともに白銀の世界に変わります。

天目かえでの楽しみ方

「天目かえで」は当寺の開山さま遠谿(えんけい)祖(そ)雄(ゆう)禅師の修業の地、中国杭州の天目山より持ち帰ったとされる「かえで」です。「天目かえで」の特徴は葉が小さく、枝が全体に垂れてくるのが特徴といわれています。

「天目」というと、茶道の抹茶茶碗に「天目(てんもく)茶碗(ちゃわん)」というのがあります。この「天目茶碗」は開山さま遠谿(えんけい)祖(そ)雄(ゆう)禅師の修業の地、中国の天目山でよく使用されていた為、「天目茶碗」と呼ばれるようになったそうです。

そして、紅葉の季節になると「今年の紅葉の一番良い日は何日ごろでしょうか?」という電話での問い合わせが殺到します。しかし、当寺の紅葉を長年見ていますと、紅葉の時期というのはその年によって変化します。早い年もあれば、遅い年もあります。これが自然というものだと思います。紅葉が早ければ“初秋の紅葉”を楽しみ、遅ければ“晩秋の紅葉”と、折々の紅葉をお楽しみください。

そして、 “かえで”と云うと紅葉ばかりが目立っていますが、4月から5月の新緑もとても美しいと思います。黄緑の瑞々しい新緑は、 “命の息吹”を感じさせてくれます。一度、新緑の頃にもご参拝下さい。

▲ ページトップへもどる